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Commit 7bbf5f4

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doc/builtin.jax

Lines changed: 88 additions & 43 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*builtin.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Mar 24
1+
*builtin.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Mar 26
22

33

44
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -911,7 +911,7 @@ add({object}, {expr}) *add()*
911911
|method| としても使用できる: >
912912
mylist->add(val1)->add(val2)
913913
<
914-
戻り値の型: list<{type}> (指定された |List|による) または
914+
戻り値の型: list<{type}> (指定された |List| による) または
915915
|Blob|
916916

917917

@@ -6259,9 +6259,11 @@ json_encode({expr}) *json_encode()*
62596259
浮動小数点数 nan "NaN"
62606260
浮動小数点数 inf "Infinity"
62616261
浮動小数点数 -inf "-Infinity"
6262-
文字列 |String| ダブルクォートで括られた文字列(null可)
6262+
|String| ダブルクォートで括られた文字列(null可)
62636263
|Funcref| 不可、エラー
6264-
リスト |List| 配列(null可)
6264+
|List| 配列(null可)
6265+
再帰的に使用された場合: []
6266+
|Tuple| 配列として(null可)
62656267
再帰的に使用された場合: []
62666268
辞書 |Dict| オブジェクト(null可)
62676269
再帰的に使用された場合: {}
@@ -6305,12 +6307,13 @@ keytrans({string}) *keytrans()*
63056307

63066308

63076309
len({expr}) *len()* *E701*
6308-
結果は数値で、引数{expr}の長さ。{expr}が文字列または数値のとき
6309-
は|strlen()|と同じようにバイト単位での長さを返す。
6310-
{expr}がリスト |List| のときは要素数を返す。
6311-
{expr}が |Blob| の場合、バイト数を返す。
6312-
{expr}が辞書 |Dictionary| のときは要素数を返す。
6313-
{expr}が |Object| のときは、オブジェクトの len() メソッドを
6310+
結果は数値で、引数 {expr} の長さ。{expr} が文字列または数値の
6311+
ときは |strlen()| と同じようにバイト単位での長さを返す。
6312+
{expr} が |List| の場合、|List| の要素数を返す。
6313+
{expr} が |Tuple| の場合、|Tuple| の項目数を返す。
6314+
{expr} が |Blob| の場合、バイト数を返す。
6315+
{expr} が |Dictionary| の場合、|Dictionary| の要素数を返す。
6316+
{expr} が |Object| のときは、オブジェクトの len() メソッドを
63146317
(存在する場合) 呼び出して長さを取得する (|object-len()|)。それ
63156318
以外のときはゼロを返す。
63166319

@@ -6481,6 +6484,24 @@ list2str({list} [, {utf8}]) *list2str()*
64816484
戻り値の型: |String|
64826485

64836486

6487+
list2tuple({list}) *list2tuple()*
6488+
リスト項目の浅いコピーから Tuple を作成する。
6489+
例: >
6490+
list2tuple([1, 2, 3]) returns (1, 2, 3)
6491+
< |tuple2list()| はその逆を行う。
6492+
6493+
この関数は、{list} 内のすべてのリスト項目を再帰的に Tuple に変
6494+
換するわけではない。Note リストと Tuple の項目は同一であり、項
6495+
目を変更すると Tuple とリストの両方の内容が変更されることに注
6496+
意。
6497+
6498+
エラーの場合は空の tuple を返す。
6499+
6500+
|method| としても使用できる: >
6501+
GetList()->list2tuple()
6502+
<
6503+
戻り値の型: tuple<{type}> (指定された |List| による)
6504+
64846505
listener_add({callback} [, {buf}]) *listener_add()*
64856506
バッファ {buf} に変更が加えられたときに呼び出されるコールバッ
64866507
ク関数を追加する。
@@ -7369,14 +7390,14 @@ matchstrpos({expr}, {pat} [, {start} [, {count}]]) *matchstrpos()*
73697390

73707391

73717392
max({expr}) *max()*
7372-
{expr}の全要素の値の最大値を返す。例: >
7393+
{expr} の全要素の値の最大値を返す。例: >
73737394
echo max([apples, pears, oranges])
73747395

7375-
< {expr}はリスト |List| か辞書 |Dictionary| である。辞書の場合、
7376-
辞書に含まれるすべての値の最大値を返す。
7377-
{expr}がリストでも辞書でもなかったり、要素のどれかが数値に変換
7378-
できない場合はエラーとなる。
7379-
空のリストまたは辞書の場合は0を返す
7396+
< {expr}|List|、|Tuple| または |Dictionary| である。辞書の場
7397+
合、辞書に含まれるすべての値の最大値を返す。
7398+
{expr} がリストでも Tuple でも辞書でもなかったり、項目のどれか
7399+
が数値に変換できない場合はエラーとなる。空の |List|、|Tuple|
7400+
または |Dictionary| の場合は 0 を返す
73807401

73817402
|method| としても使用できる: >
73827403
mylist->max()
@@ -7459,14 +7480,15 @@ menu_info({name} [, {mode}]) *menu_info()*
74597480
戻り値の型: dict<any>
74607481

74617482
min({expr}) *min()*
7462-
{expr}の全要素の値の最小値を返す。例: >
7483+
{expr} の全要素の値の最小値を返す。例: >
74637484
echo min([apples, pears, oranges])
74647485

7465-
< {expr}はリスト |List| か辞書 |Dictionary| である。辞書の場合、
7466-
辞書に含まれるすべての値の最小値を返す。
7467-
{expr}がリストでも辞書でもなかったり、要素のどれかが数値に変換
7468-
できない場合はエラーとなる。
7469-
空のリストまたは辞書の場合は0を返す。
7486+
< {expr} は |List|、|Tuple| または |Dictionary| である。辞書の場
7487+
合、辞書に含まれるすべての値の最小値を返す。
7488+
{expr} がリストでも Tuple でも辞書でもなかったり、要素のどれか
7489+
が数値に変換できない場合はエラーとなる。空の |List|、|Tuple|
7490+
または |Dictionary| の場合は 0 を返す。
7491+
74707492

74717493
|method| としても使用できる: >
74727494
mylist->min()
@@ -8167,12 +8189,13 @@ py3eval({expr} [, {locals}]) *py3eval()*
81678189
す。
81688190
{locals} |Dictionary| が指定されている場合は、式で使用できる
81698191
ローカル変数のセットを定義する。キーは変数名で、値は変数の値で
8170-
ある。|Dictionary| と |List| の値は参照され、式によって
8171-
(|python-bindeval| が使用されたかのように) 更新される場合があ
8172-
8192+
ある。|Dictionary|、|List| および |Tuple| の値は参照され、式に
8193+
よって (|python-bindeval| が使用されたかのように) 更新される場
8194+
合がある
81738195
数値と文字列はそのまま返る (ただし文字列はコピーされ、Unicode
81748196
から 'encoding' に変換される)。
81758197
リストは Vim の |List| 型に変換される。
8198+
Tuple は Vim の |Tuple| 型に変換される。
81768199
辞書は Vim の |Dictionary| 型に変換される。辞書のキーは文字列
81778200
に変換される。
81788201
Note `:def` 関数にあるローカル変数は {expr} からは見えない。
@@ -8192,6 +8215,7 @@ pyeval({expr} [, {locals}]) *pyeval()*
81928215
{locals} については |py3eval()| を参照。
81938216
数値と文字列はそのまま返る (ただし文字列はコピーされる)。
81948217
リストは Vim の |List| 型に変換される。
8218+
Tuple は Vim の |Tuple| 型に変換される。
81958219
辞書は Vim の |Dictionary| 型に変換される。文字列ではない辞書
81968220
のキーはエラーになる。
81978221
Note `:def` 関数にあるローカル変数は {expr} からは見えない。
@@ -8455,8 +8479,8 @@ readfile({fname} [, {type} [, {max}]])
84558479
戻り値の型: list<string> または list<any>
84568480

84578481
reduce({object}, {func} [, {initial}]) *reduce()* *E998*
8458-
文字列 |String|、リスト |List| もしくは |Blob| である {object}
8459-
の各要素ごとに {func} を呼ぶ。{func} は2つの引数で呼ばれる: こ
8482+
|String|、|List|、|Tuple| もしくは |Blob| である {object} の各
8483+
要素ごとに {func} を呼ぶ。{func} は2つの引数で呼ばれる: こ
84608484
れまでの結果と現在の要素。全要素処理後は結果を返す。 *E1132*
84618485

84628486
{initial} は初期結果値。もし無いなら、最初の {object} の要素を
@@ -8765,18 +8789,19 @@ rename({from}, {to}) *rename()*
87658789

87668790

87678791
repeat({expr}, {count}) *repeat()*
8768-
{expr}{count}回繰り返し、連結して返す。例: >
8792+
{expr}{count} 回繰り返し、連結して返す。例: >
87698793
:let separator = repeat('-', 80)
8770-
< {count}が0または負のときは空文字列を返す。{expr}がリスト
8771-
|List| または |Blob| の場合は{count}回連結した結果を返す。例: >
8794+
< {count} が0または負のときは空文字列を返す。{expr} が |List|、
8795+
|Tuple| または |Blob| の場合は {count} 回連結した結果を返す。
8796+
例: >
87728797
:let longlist = repeat(['a', 'b'], 3)
87738798
< 結果は['a', 'b', 'a', 'b', 'a', 'b']となる。
87748799

87758800
|method| としても使用できる: >
87768801
mylist->repeat(count)
87778802
<
8778-
戻り値の型: |String|, |Blob| または list<{type}>。{expr} によ
8779-
8803+
戻り値の型: |String|, |Blob|list<{type}> または tuple<{type}>
8804+
{expr} による
87808805

87818806

87828807
resolve({filename}) *resolve()* *E655*
@@ -8802,18 +8827,19 @@ resolve({filename}) *resolve()* *E655*
88028827

88038828
reverse({object}) *reverse()*
88048829
{object} 内の項目の順序を逆にする。{object} は |List|、|Blob|、
8805-
または |String| にすることができる。リストと Blob の場合、項目
8806-
はその場で反転され、{object} が返される。
8830+
|Tuple| または |String| にすることができる。リストと Blob の場
8831+
合、項目はその場で反転され、{object} が返される。
8832+
Tuple の場合は、新しい Tuple が返される。
88078833
文字列の場合は、新しい文字列が返される。
8808-
{object} がリスト、Blob、または文字列でない場合は、ゼロを返す。
8809-
リストまたは Blob を変更せずに残しておきたい場合は、まずコピー
8810-
を作成する: >
8834+
{object} がリスト、Tuple、Blob、または文字列でない場合は、ゼロ
8835+
を返す。リストまたは Blob を変更せずに残しておきたい場合は、
8836+
ずコピーを作成する: >
88118837
:let revlist = reverse(copy(mylist))
88128838
< |method| としても使用できる: >
88138839
mylist->reverse()
88148840
<
8815-
戻り値の型: |String|, |Blob| または list<{type}>。{object} に
8816-
よる
8841+
戻り値の型: |String||Blob|list<{type}> または tuple<{type}>
8842+
{object} による
88178843

88188844

88198845
round({expr}) *round()*
@@ -10109,7 +10135,7 @@ slice({expr}, {start} [, {end}]) *slice()*
1010910135
|method| としても使用できる: >
1011010136
GetList()->slice(offset)
1011110137
<
10112-
戻り値の型: list<{type}>
10138+
戻り値の型: list<{type}> または tuple<{type}>
1011310139

1011410140

1011510141
sort({list} [, {how} [, {dict}]]) *sort()* *E702*
@@ -10709,15 +10735,16 @@ string({expr}) *string()*
1070910735
Funcref function('name')
1071010736
Blob 0z00112233.44556677.8899
1071110737
リスト [item, item]
10738+
Tuple (item, item)
1071210739
辞書 {key: value, key: value}
1071310740
クラス class SomeName
1071410741
オブジェクト object of SomeName {lnum: 1, col: 3}
1071510742
列挙型 enum EnumName
1071610743
列挙値 enum name.value {name: str, ordinal: nr}
1071710744

10718-
リスト |List| や辞書 |Dictionary| に循環参照がある場合、それら
10719-
"[...]" や "{...}" に置き換えられる。その結果に対して eval()
10720-
を使用すると失敗する。
10745+
|List|、|Tuple| または |Dictionary| に循環参照がある場合、それ
10746+
らは "[...]" や "(...)" や "{...}" に置き換えられる。その結果
10747+
に対して eval()を使用すると失敗する。
1072110748

1072210749
オブジェクトに対しては、string() メソッドを呼び出してオブジェ
1072310750
クトのテキスト表現を取得する。メソッドが存在しない場合は、デ
@@ -11643,6 +11670,23 @@ trunc({expr}) *trunc()*
1164311670
戻り値の型: |Float|
1164411671

1164511672

11673+
tuple2list({list}) *tuple2list()*
11674+
tuple 項目の浅いコピーからリストを作成する。例: >
11675+
tuple2list((1, 2, 3)) returns [1, 2, 3]
11676+
< |list2tuple()| はその逆を行う。
11677+
11678+
この関数は、{tuple} 内のすべての Tuple 項目を再帰的にリストに
11679+
変換するわけではない。リストと tuple の項目は同一であり、項目
11680+
を変更すると tuple とリストの両方の内容が変更されることに注意。
11681+
11682+
エラーの場合は空のリストを返す。
11683+
11684+
|method| としても使用できる: >
11685+
GetTuple()->tuple2list()
11686+
<
11687+
戻り値の型: list<{type}> (指定された |Tuple| による)
11688+
11689+
1164611690
*type()*
1164711691
type({expr}) {expr}の型を示す数値を返す。
1164811692
マジックナンバーを使わずに、v:t_ 変数を使う方が良い。それぞれ
@@ -11663,6 +11707,7 @@ type({expr}) {expr}の型を示す数値を返す。
1166311707
型エイリアス: 14 |v:t_typealias|
1166411708
列挙型: 15 |v:t_enum|
1166511709
列挙値: 16 |v:t_enumvalue|
11710+
Tuple: 17 |v:t_tuple|
1166611711
後方互換性のためには、次のような使い方ができる: >
1166711712
:if type(myvar) == type(0)
1166811713
:if type(myvar) == type("")

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